過払い金を請求しよう vol.1

過払い金を請求しよう vol.1

2006年12月27日(水)
 某掲示板にて消費者金融グレーゾーン金利について知る。
ん?もしやオレにも戻ってくるのか?と思い、
過払いチェッカーなるものをやってみる。
 はっきり取引経過を覚えてないので大雑把な入力だが、
どうやら過払い金は発生している模様。
 ふむ。コレはおとし玉チャンスだな!
そう思いwikiやら某掲示板スレやらを熟読してみる。
 過払い金の請求について、いろいろとわかってきました。
ちなみにオレの取引は完済10年物。
相手は♪はじめてのア○ム、はじめてのむ○んくんと
転落の始まる瞬間を コミカルに歌いあげるCMを
垂れ流していた大手A社である。
 まずは年明け早々に取引履歴の請求だ。
2007年。。。どうか良い年になりますように。

2007年1月5日(金)
 早速、A社へ電話してみた。
オペレータのオネイチャンが出るやいなや、

オレ「取引履歴を送って欲しいんですが。」
オペレータ「は? あ。ハイ、係の者と変わりますんで。」

 待つこと数分。。。

男性社員「お待たせいたしました。」「えーと、初回から現在までのすべての取引履歴でよろしいですか?」
オレ「ハイ。」
男性社員「わかりました。では配達記録郵便でお送りいたしますんで。」
オレ「よろしくお願いします。」

 実に、あっけなかったw

 某掲示板スレでは、なかなか履歴開示しない業者の話なども見ていたので拍子抜けしたw
まあ、とぼけて改ざんした履歴を送ってくる事もあるらしいので、油断禁物。

 しばし履歴の到着を待とう。

2007年1月11日(木)
 取引履歴キタ──────────!!

 思ったより早かった。早速、開けてみる。
どうやら改ざんされた様子はない。
しっかし小さくて細かくて見づらい表だな。ナンナンダ。。。
 さてさて、 それではコレをもとに引き直し計算してみよう!
引き直し計算 には便利な計算ソフト(要エクセル)がある。
コツコツとデータ打ち込みすること1時間くらい経過。
 えーと、どうやら、この赤くマイナスになってんのが過払い金額だな。

 うほっ! 26万キタコレ!

 何これ?利息充当?ああ。たしか過払い金は利息が取れるんだよね。
立場逆転だわさw 利息充当する。を選択。
利率6%を選択。←29.2%加算してやりたいが我慢するw

 28万キタ━━━━━━━━━!!

 やっぱ、おとし玉だ! がんばって返してもらうど!!!

2007年1月15日(月)
 wikiやらを見ていても細かい部分がピンとこないので、本を買ってみる事にした。
amazonで検索すると、
「過払い金請求マニュアル]サラ金・消費者金融からお金を取り返す方法」
「 Q&A過払金返還請求の手引―サラ金からの簡易迅速な回収をめざして 」
「最新・過払金返還請求必勝法―どうする!?過払金返還請求マニュアル 」
 などがhitした。

 迷ったが、結局一番安かった、
「過払い金請求マニュアル]サラ金・消費者金融からお金を取り返す方法」を購入してみた。

 裁判など無縁の素人のオレにもわかりやすく
値段も1,000円を切るチープさで助かったw(中古¥960)
この本を読みながら過払い金請求書を作ってみる。
付属のCD-ROMに請求書のテンプレがくっついてるので楽なモンだ。

 あとはコレを内容証明郵便で送りつければイイんだな・・・

※上記で紹介している本へのリンクを最新版に更新いたしました(2014年8月)

2007年1月18日(木)
 請求書を送るつける前に、 やり残しがあった。
オレの借金は完済してるんだけど、カードは使える状態になっている。
 どうもA社との契約を破棄しておかないとブラックにされる恐れがあるらしい。
 商売を営むオレは恥ずかしながら他にも融資を受けている(法定金利内の事業資金ねw)
なのでブラックは避けたい・・・またまたA社に電話する。

 オペレータのオネイチャンが出るやいなや、

オレ「解約したいんですが。」
オネイチャン「は? あ。ハイ、こちらで承ります。」

 グダグダいろんな事を聞かれ手続き終了。
後日、契約書が郵送されてきたら郵便局へGOだ!!

2007年1月23日(火)
 20日に申込みの時に作った、 A社の契約書が郵送されてきた。
準備万端! 今日は仕事がお休みなので、過払い金請求書を持って、
鼻歌まじりに近所の郵便局へ

オレ「内容証明で送りたいんですが」
局員「ここじゃ出来ませんよ」
オレ「へ??」
局員「本局へ行ってください。それから文字数に決まりがありますから気をつけてください。」
オレ「文字数ぅ?」

 帰宅して郵政公社のホムペから内容証明の詳細を読む。
ぐへっ。こんなメンドクサイ決まりがあったのか・・・
つうか、この本のテンプレ文字数ダメじゃん!!
仕方なく規定にしたがって作り直し。
本局へいって、ようやく受理されました。

 「本局」とは市や区で1番大きな郵便局の事の様です。
近くの郵便局にでも電話して「本局ってドコですか?」
と聞いてみましょう。

 また、内容証明郵便で送るのは請求書のみです。
計算書などは添付できませんし、送る必要もありません。

2007年1月26日(金)
 仕事で打ち合わせに行くために電車に乗っていた。
すると携帯に着信。ふと見ると見たことのない番号からだ。
ちょうど駅についたので降りて電話に出てみた。

オレ「ハイ、もしもし」
男「あ。私、A社のYと申します。」
オレ「ああ。どーも。」
Y氏「先日内容証明郵便で請求書をいただきまして。。。」
オレ「ええ。」
Y氏「お支払いは出来かねます。」
オレ「そうですか。では提訴しますんで。」
Y氏「わかりました。」

 まーた、あっけないなw
つーか、あんなに苦労して文字数数えて、
内容証明郵便にした意味あんの?コレ?

 まあ、証拠にはなるんだろうけど・・・

 faxで送りつけて、「払えない」って返事もfaxでもらう。
そしたら提訴。でイイんじゃないの?

 皆様、是非ご参考にw

2007年1月30日(火)
 さて、A社は支払い拒否してきたので、訴状を作って、
必要書類をまとめねば・・・訴状作成には、
先日買った本のテンプレがあるので利用する。
今度は文字数とかややこしい事ないだろうな?

 提訴に必要なのは
①【訴状】(自分で作成)
②【 引き直し計算書 】(自分で作成)
③【取引履歴】(金融業者から取り寄せたアレ)
④【過払い金請求書】(自分で作って送ったアレ)
⑤【資格証明(代表者事項証明書)】(法務局で取得するらしい)
 以上の5つ。

 ①~④は用意できたけど、⑤は法務局へ行かねばナランのか・・・
明日は休みなんで行ってみるかな。

2007年1月31日(水)
 資格証明(代表者事項証明書)をゲットするべく法務局へ。
資格証明(代表者事項証明書)って何?って話をすんと
「この金融業者は実際に存在するよ。」と証明する為の書類のようです。

 最寄りの法務局で取得できるようだ。(コンピュータ化されている法務局を選ぶこと)
法務局にてA社の資格証明をゲット。取得時の記入例

 お値段・・・1,000円

 こんなツマラン書類が1,000円もするのかよ。ナンナンダ・・・
コレをコピーして原本を訴状に添付、 コピーは控えとして、
自分で保存しておく。よし。これで提訴の書類が揃ったぞ!

2007年2月5日(月)
 訴状を提出するにあたって、
収入印紙と郵便切手が必要なので用意せねば。

収入印紙の金額を調べる

 必要な郵便切手の総額と種類は裁判所によって違うらしいので、
自分が裁判を起こす裁判所に電話して聞きましょう。

 で、ドコの裁判所で裁判起こせばいいの?って話をすんと、
自分の住んでるトコの管轄の裁判所で良いらしい。

居住地管轄の裁判所を調べる

 ちなみに過払い金の請求金額が、140万円以下なら「簡易裁判所」
140万円を超えるなら「地方裁判所」に提訴するらしい。
オレの場合は、訴額が28万円強なので「簡易裁判所」

収入印紙は
¥3,000 1枚

切手は
¥1,000 2枚
¥500 3枚
¥200 1枚
¥100 2枚
¥80 2枚
¥50 2枚
¥20 10枚
¥10 10枚

合計¥4,460

 印紙+切手で¥7,460でした。た、高っ!!
 この分もキッチリ払ってもらうからなー!!

2007年2月7日(水)
 いよいよ裁判所へ提訴。郵送でも受け付けてくれるらしいが、
社会勉強の為に実際に簡易裁判所へ足を運んでみる事にしたw
駅から歩くこと7分くらいか?建物が見えてきた。

 小さっ!! ww

 想像よりはるかに小さい建物。なんか町内会館みたいだw
中に入り、辺りを見回す・・・
 「民事受付はコチラ」のプレートに誘われドアを開ける。
ちょうど中から職員らしき人が出て来てぶつかりそうになったw

オレ「ゴメンナサイ・・・」
職員「いいえ。あ、訴状提出ですか?」
オレ「ハイ。お願いします。」
職員「では、お預かりしましょう・・・あ。過払い金ですか。」

 やっぱ最近は、過払い金請求が多いのかな。
「ああ、またか。」的な感じだったww

 待つ事、数分。名前を呼ばれ別室へ。

 指示の通りサインや捺印をして、1回目の口頭弁論日を決めて終了。
訴状の訂正などは特になかった。がんばったオレw
1回目の口頭弁論日は3/1(木)に決まった。

 あとは待つばかり・・・か。

2007年2月27日(火)
 某掲示板スレにて。。。オレの訴訟相手A社は、
提訴し事件番号が決まれば、和解に応じるとの情報を得た。
ここまで来たら社会勉強の為に裁判と言うものを、
体験しておこうとも思ったんですが・・・

 情報が出た後の某掲示板スレには、
アッサリと和解したとのレスもつき始め・・・
見ていると羨ましくなったので・・・
オレも便乗する事にしましたw

 さ、電話、電話。お客様相談センターは・・
えーと、0120の・・

オペレータ「お待たせいたしました。A社です。」
オレ「過払い金の訴訟担当の方へお繋ぎいただけますか?」
オペレータ「はい。では、お名前と生年月日をお願いします。」

 名前と生年月日を告げ、しばし待つ。

訴訟担当者「お待たせいたしました。○○裁判所の訴訟の件でよろしいでしょうか?」
オレ「はい。初公判も迫ってきましたので、 その前にお話し出来る事はないか?と思い、お電話差し上げたのですが。」
訴訟担当者「わざわざ、ありがとうございます。祖額が○○万○○○○円ですね。
あ、こちら利息が6%での計算になっておりますが、先日の最高裁の判決が・・・」

オレ「その判決は私も存じておりますので5%計算で結構ですよ。」
訴訟担当者「恐縮です。えーとすぐには計算がでませんので。。。」
オレ「私、今わかりますよ?」
訴訟担当者「あ?わかります?おいくらでしょう?」
オレ「利息5%計算で○○万○○○○円ですね。」
訴訟担当者「では、その金額で和解いただけますか?」
オレ「印紙と切手代がかかってるので・・・ 切手は戻って来る分がありますから良いとして、
印紙代をプラスしてもらえませんか?」

訴訟担当者 「わかりました。その・・・端数なんですが・・・」
オレ 「端数は切っていただいて結構ですよw」
訴訟担当者 「そうですか、恐縮ですw では○○万○千円で和解と言うことで」
オレ「はい。」
訴訟担当者 「では、こちらから和解書を配達記録にて郵送しますので、サインして御返送ください。
和解金は3月20日までにお振込いたしますので。」

オレ「わかりました。よろしくお願いします。」

 噂通り、アッサリ和解ですww さて、お次は裁判所へ連絡です。
裁判所へ電話して、民事担当へ繋いでもらい事件番号を告げる。

オレ「被告と訴訟外和解が成立しそうなんで、明後日3月1日の初公判を延期していただきたいのですが。」
民事担当者 「はい。では、いつにしましょう?」
オレ「3月21日以降にお願いします。」
民事担当者 「では4月5日の11時でどうですか?」
オレ「はい。結構です。お願いします。」
民事担当者「わかりました。では期日請書を訂正してFAXしてください。」
オレ「わかりました。よろしくお願いします。」

 こんな感じで終了です。

 期日請書ってのは、提訴した日に裁判所から貰った、
初公判の日が記載された書類の事です。
その日付を4月5日に訂正しFAXして延期の手続き完了です。
 あとは・・・和解書が届いたらサインして返送して、
和解金が振り込まれたのを確認したら提訴を取り下げて終了ですね。

 A社の訴訟担当者によれば、初公判で、
この和解案を提案するつもりだったようで、そういう意味では、
訴訟外和解は無駄を省けた気がします。
 「家に帰るまでが遠足」のように
「過払い金をゲットするまでが過払い金請求」ですので、
まだ油断しませんよw また報告します!

2007年3月19日(火)
 過払い金振込キタ━━━(゜∀゜≡(゜∀゜≡゜∀゜)≡゜∀゜)━━!!

 20日に振り込み予定だったA社の過払い金が15日に振り込まれていた。
振り込まれるのは、わかっていた事ですが、実際に手にしてみると、
より一層、嬉しいモンですねw

 さて、では訴えを取り下げねば・・・裁判所へ電話する。

オレ「民事の担当の方おねがいします。」
民事担当者「はい?」
オレ「訴えを取り下げたいのですが。」
民事担当者「では事件番号をお願いします。」
オレ「平成19年○ー○○○号です。」
民事担当者「わかりました。では取り下げ書を提出してくだされば結構です。」
オレ「わかりました。取り下げ書の、ひな形のようなものはありますか?」
民事担当者「ありますよ。郵送しましょうか?FAXしましょうか?」
オレ「FAXでお願いします。○○○○-○○○○です」
民事担当者「わかりました。では取り下げ書を署名捺印し、
2通提出してください。お持ちになるか、郵送してください。」

オレ「わかりました。郵送いたします。ありがとうございました。」

 3ヶ月にわたり、やってきた、A社への過払い金請求が終わりました。
オレの担当者に限っての話になってしまいますが、
A社の対応は終始丁寧で問題なかったと思います。
今後A社へ過払い金請求をする方々の参考になれば、と思います。

 1人でも多くの人が救われますように・・・

過払い金を請求しよう!vol.1 - end –